知って得する豆知識:分配器関連
分配器関連


階層的に接続することでより多くの機器を切り替えて共有できるようになります。
ただし接点の増加と、パソコンと機器間のケーブル長がどうしても長くなるため環境によっては信号の劣化やノイズの混入などが生じる場合があります。そのため正常に動作しない場合もあります。できるだけ階層が少なくなるような接続方法がおすすめです。
またカスケード接続は対応している機器のみでの構成でしか動作しません。


実際には、ケーブル・あるいは機器間の接合部分で信号が劣化します。また、この劣化については、ご使用のケーブル性能、外部ノイズ環境・使用する機器による影響が大きく、特定することができません。
できるだけ総ケーブル長を短くし、画像劣化の少ない高品質VGAケーブルを使用することをお勧めします。

液晶モニターだけ画像が映らないのですが?

ポート1にCRTモニターを接続している場合、パソコンはCRTモニターに最適なリフレッシュレートで出力しますが、CRTモニターの多くはマルチスキャンタイプが多く、非常に詳細なリフレッシュレート値でも対応でき、パソコンから出力されるリフレッシュレート値も非常に細かい値で出力されます。
分配器のポート2以降にも同リフレッシュレートで映像が出力されますが液晶モニターは表示できるリフレッシュレートが決っていることが多く、細かいリフレッシュレートの場合、正常に表示できないことが多くあります。その際はパソコンの設定でリフレッシュレートを液晶モニターが表示できる値に変更する必要があります。
パソコンの『画面のプロパティ』の設定よりリフレッシュレートを液晶モニターが表示可能な値に固定してください。
値については各液晶モニターで異なりますので各メーカーの取扱説明書をご覧ください。またGreen On Displayと呼ばれるCRTモニターについても同様です。

【画面のプロパティ】→【設定】→右下にある【詳細設定】→【アダプタ】か【モニター】→【リフレッシュレートの設定】で値を変更してください。




分配器をご使用の際にはできるだけ品質の良い複合同軸ケーブルをご利用ください。



プロジェクタや液晶モニターにHD(3WAY)15pinモニターコネクタを搭載している機種であれば問題なく使用できます。
液晶モニターなどで画面が表示されない場合はパソコンから出る映像信号のリフレッシュレートが正しくない場合がありますのでその際はモニターのプロパティ上でリフレッシュレートの設定を液晶モニターが表示可能な数値に変更を行なってください。